Le Ba Ngoc
レ・バ・ゴックさん

僕は昔から日本で車の整備を学び、その技術を活かして仕事がしたいと考えていたので、ベトナムから日本に行くことを決断しました。その時大きな壁になったのが日本語の習得でした。仕事の現場では難しい漢字に戸惑ったり、聞き取りがうまくできなくて困ることもありましたが、実習生として働く間に仕事にも慣れ、日本語のレベルも少しずつ向上したと思います。特定技能の資格を取得したのを機にアジアコンサルティングさんのサポートを受けることになりましたが、同じベトナム人の社員さんが頻繁に訪ねてきてもらえて、困っていることがないか気軽に話を聞いてくれるので、とても助かっています。

N自動車工業で自動車整備の仕事を初めて3年が経ちますが、今では会社の同僚とのコミュニケーションも問題なく取れるようになりました。会社の同僚は皆さん優しいですね（笑）。分からないことは自分から積極的に話しかけると皆さん熱心に教えてくれます。お昼は一緒にお弁当を食べたり、会社の皆んなで船に乗って海釣りに出かけたこともあります。会社が用意してくれた寮は一軒家で、そこに同僚と二人で生活しているのですが、とても広々として快適です。日本語が上達すると仕事を覚えるスピードも早くなるし、同僚との会話も盛り上がるので楽しいですね。

3年間の技能実習生を経て今は特定技能として働いているので、とりあえずはこの先の5年間で自動車整備の技術をもっと学びたいと考えています。エアコンの修理など自分ではまだ出来ない技術や作業も沢山あるので、この期間を使ってしっかりと働けるように勉強したいです。将来は母国ベトナムに戻って、今働いているような自動車整備会社を自分で起業するのが夢です。それまでに学ばなくてはいけないことは数多くありますが、頑張って夢をかなえたいと思っています。